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第30回西日本大学軟式野球選手権大会優勝への軌跡 軟式野球部

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第30回西日本大学軟式野球選手権大会優勝への軌跡
同志社大学体育会軟式野球部

主将 豊田 貴至

私達、軟式野球部は昨秋の西日本大会で三年ぶり11回目の優勝を果たした。しかし、その栄冠までの道のりは決して平坦ではなかった。輝きを失いかけた同志社軟式野球の復活への一年を主将としての観点から振り返る。

2011年11月、軟式野球部は創部以来初となる全国制覇を達成した。しかしその翌年、勝利から見放され、全国大会、西日本大会に出場することさえ叶わなかった。勝ちきれない、踏ん張りきれない姿があった。そのようなチーム状況で主将に就任した私に課せられた使命は、まさしく「強い同志社の復活」であった。前年の反省点を洗い出し、私は「一体感」のあるチームを目指した。苦しい時に頼れる仲間がいる組織は、勝利を手繰り寄せることができると考えたからである。しかし、現実はそう簡単なものではなかった。試合に出場できるのは9人。レギュラーと控え選手との間の溝を、埋めることができぬまま迎えた春季リーグ。結果は二位。二年連続で全国大会の出場を逃してしまう。だが、この敗戦がチームを大きく変えるきっかけとなった。三か月後に控える秋季リーグに向け、チームはゼロからのスタートを切った。それまでのレギュラーは白紙に戻り、熾烈なポジション争いが始まった。チームの士気が上がり、個々のレベルアップに取り組んだ。夏合宿等、厳しい練習を共に励まし合い、乗り越えた。そして迎えた秋季リーグ開幕の日。そこには三カ月前とは全く異なるチームの姿があった。試合に出る選手はベンチの想いを背負い、控え選手はグラウンドでプレーする選手を信じ、一つになって戦う同志社はリーグ戦を勝ち抜き西日本大会の出場権を得た。この仲間と共に野球ができるのも、この西日本大会が最後。一日でも長くこのチームで野球がしたいという思いで大会に挑んだ。各リーグを勝ち上がってきたチームが集まる、この大会では苦しい試合の連続であった。しかしピンチの時にベンチやスタンドを見れば、誰一人として諦めていない。失点しても「関係ないから、大丈夫や。」といった声が聞こえてくる。負ける気がしなかった。試合に出る9人の個々の能力は決して高くはなかった。しかしベンチ、スタンドメンバーの力は間違いなく一番であった。私の目指した「一体感」のあるチームが完成した。

次なる目標は創部以来二度目の全国制覇。グラウンド、ベンチ、スタンド、マネージャー全てが一つになって戦い、同志社野球を全国に轟かせる。




第30回西日本大学軟式野球選手権大会優勝


            政策学部三回生 軟式野球部 体育会本部委員長 長田 充巧

体育会軟式野球部は、秋シーズン西日本大会で優勝することを目標に活動してきた。春シーズンで全国大会出場を逃した悔しい思いをばねに「組織力」を強化することで西日本制覇を達成することができた。私はレギュラーではない。準レギュラーとしてのベンチからの視点、また体育会本部委員長という視点から今回の西日本大会優勝について振り返る。なぜ私たちが優勝できたのか。それはどこのチームよりも強い一体感のある「組織力」があったからだと自信を持って言える。主将の豊田を中心に全員の力で勝つことで、野球の楽しさを味わえるチームだ。一人一人が自分の役割を理解し、その中で個性を前面に出すことで目標を達成するための結束力が生まれた。しかし秋季リーグ戦では、勝ちきれない試合や、チャンスを生かせない試合がいくつもあった。理由はベンチとレギュラーとの間に距離があったからだ。ベンチメンバーは全員が「自分が試合に出たい。」という思いを押し殺せないまま、試合に臨んでしまった。試合に出られない自分やチームに対して不満を感じてしまう者もいた。その結果、試合中の盛り上がりや一体感というものに欠け、違和感のある雰囲気ができてしまった。しかし、そのような態度や行動はチームが勝つために全く意味がない。チームが勝つために、優勝するために何が必要なのか、個々が自分の中でもう一度考えることで一人一人の言動が変わっていった。実際に西日本大会では全員が「チームが勝つために」できることを自覚していた。ベンチメンバーは、全力で「声」でレギュラーを支えた。どんなにピンチであろうと私たちベンチは「絶対に大丈夫だ」という自信があった。共に全力で日々練習してきた仲間に対しての信頼や、不安を感じさせない雰囲気作りができていたからだ。大会中、数えきれない程のピンチを乗り越えてきた。逆にチャンスでは、これまでにない一体感があった。接戦でも負けない、どんなに厳しい状況でも勝つ、ということが自然と出来ていた。全ては一人一人が自分の立場の中で、勝利のために全力を尽くしたからだ。これが私たちの最大の武器、「組織力」であったと感じている。レギュラー、ベンチ、スタンド、マネージャー、誰一人欠けては成し遂げられない優勝だった。次は春季リーグ戦優勝、そして全国制覇を「組織力」で達成したいと思う。

体育会本部委員長として、軟式野球部の優勝で学んだ「組織力」を体育会本部、そして体育会全体に活かしていくことで、「強い同志社」を目指し全力で活動して参ります。ユニオン関係者の皆様、ご支援ご指導の程よろしくお願い致します。


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