同志社大学硬式野球部 創部120周年記念祝賀会開催
同志社大学硬式野球部は1891年(明治24年)に同志社ベースボールクラブを創部して以来120周年を迎えました。
さる3月13日(日)京都市左京区のグランドプリンスホテル京都において、大学・スポーツユニオン・野球関係者・OBなど約500人が参加し祝賀会を開催しました。

第1部≪記念講演≫
開会に当たり、創部120周年実行委員会委員長 新井博二OBは、「120年にわたる野球部の歴史は偏に学校関係者をはじめ関係各位のご理解とご支援の賜物であり、今日まで関わり頂いた全ての人々に感謝する機会として祝賀会を開催し、次世代への伝統の継承を願うものであります」と挨拶。
神学部 本井康博教授による記念講演「同志社スポーツの始まり」では校祖新島襄が幅広い教養教育による全人教育に、知育、徳育、体育を掲げて建学当初からスポーツを重視したと講演、400席を用意したホールには人々が溢れ、熱心に聞き入った。

第2部≪記念式≫
野本真也理事長の司式で聖書朗読ならびに祈祷の後、大谷 實総長、八田英二学長、杉原左右一関西学生野球連盟会長から祝辞を頂戴した。

第3部≪祝宴≫
能楽部紫謡会の櫻井忠弘氏がスポットライトに浮かび上がり、新島精神を広く世に伝える為に製作された新作能「庭上梅」を狂言にて演じて頂いた。
優勝旗入場と岡田幸宏部長の挨拶に続き、龍城正明副学長、濱 直樹スポーツユニオン会長、寶 聲京大野球部長から祝辞を頂戴したあと、功労者表彰では元OB会長竹中清二OB(清和荘会長)、同黒田 脩OB(大阪食糧卸会長)に賞状と記念品が贈られた。
北村光雄スポーツユニオン名誉会長は乾杯の発声のなかで「昨年はリーグ春秋連覇を果たし、過去、神宮でも2度全国優勝するなど同志社スポーツのシンボルとしての活躍に敬意を表する」と讃えた。

最後に應援團OB会長 稲田秀一氏の指揮によるカレッジソングの後、小玉 孝監督が謝辞を述べ、野球人生の中でこんなに至福の時を過ごせたことはないと声を詰まらせた。
今や100名を超す現役選手達が決意を新たにする中、盛会の裡に祝賀会は終了した。
会場写真 大阪同志社クラブ 三島靖朗
文 OB会広報担当 谷村 勉